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寂光山 常照寺-遺芳庵

 9月になったというものの、京都の残暑はまだまだ続きそうです。
が、京都市内北部のこの鷹ケ峰街道付近は、けっこうな上り坂に沿った土地なので、街中とは数度は低いとても涼しいところです。週末ともなると、その涼しさを求めて多くの観光客が訪れます。
この日は自転車で散策したので、源光庵・光悦寺も行きたかったのですが、【京都 茶室巡り】ということで、「常照寺-遺芳庵」までにしておきました。

常照寺 吉野門
 寂光山は、元和二年(1616年)本阿弥悦の土地寄進を受けて、寛永四年(1627年)その子光瑳の発願によって日蓮宗総本山身延山久遠寺第二十一世寂照院日乾上人を招じて開創された山城六壇林の一偉観「鷹峰壇林」の旧跡です。
 吉野門(左写真)と呼ばれる朱塗りの山門は、寛永三名妓天下随一の太夫と謳われた二代目吉野太夫(灰屋紹益の妻)が寄進したものです。

境内にある本堂(下写真)を中心に開山堂、鬼子母尊神堂(きしもそんじんどう)、常富堂(つねとみどう)、衆玄少堂(しゅうみょうどう)=書院、梅樹庵=庫裡、などがあります。また吉野太夫のお墓や吉野窓を設えた茶席「遺芳庵」、聚楽亭や全国でも唯一の帯塚などもあります。

 毎年四月第三日曜日には吉野太夫を偲ぶため「吉野太夫花供養」が行われて、太夫道中や供茶法要、茶会などが催され全国各地からの参詣者で賑わいます。


常照寺 本堂遺芳庵

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