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京都寺院茶室巡り

京都寺院茶室巡り一覧

青蓮会 - 青蓮院 好文亭


青蓮院には、「好文亭」といった茶室があることを聞きつけ、今日は始めて院内へと入ってみました。
知恩院さんの北隣、平安神宮へと続く神宮道通り沿いにあるので、よくよく車で院前は通るのですが、門前にある天然記念物の楠の木がいつもデッカイな~と思いつつ、中へ入ったことは今までありませんでしたので、今日は楽しみでした♪

青蓮院は、天台宗に属していて、三門跡の一つで、栗田御所とも呼ばれています。比叡山東塔南谷に伝教大師最澄が僧侶の住居として建てた青蓮坊が起こりで、その十二代行玄(天台座主)が鳥羽法皇の御帰依を得て、その皇子覚快法親王を託されて、京都の里坊を拡充して以来、門跡の称号を起り、親王は第二門主となりました。
皇族・摂関家の子弟が入室される例となって、天台宗で最高の寺格をもつ寺となったのです。

ここの地は、鎌倉時代に青蓮院に合併された十楽院門跡の里坊にあたり、青蓮院は三条白川坊・吉水坊などが老朽化した後は、この坊を維持して今日に至っています。
建物は応仁の乱で焼失してしまいましたが、江戸時代に再建されて、天明の京都大火のときに後桜町上皇の仮御所となったのです。
門主は代々名僧に任せられ、十七世入道尊円親王は能書をもって知られ、青蓮院流を開きました。

現在の青蓮院の建物は、命寺26年火災後の再建のものが多いのですが、江戸時代門跡寺院の格式をみごとに再現できています。
宸殿(しんでん)・小御所(こごしょ)は、狩野派の壮大優美な襖絵で飾られています。



宸殿前には、三十三間堂でも見られる右近の橘、左近の桜もあります。


華頂院には、最初百人一首の大札絵がたくさん掛かってる!と思っていたら、三十六歌仙額絵とのことでした。。

この華頂院の縁側(?)でお抹茶が出てくるのを待ちながら眺める相阿弥作の庭園は時間の流れがホントにゆっくりにしてくれますヨ☆

この世阿弥の庭園は、栗田山の山すそを見事に利用して、竜心池を中心とした美しい庭で、主庭の霧島の庭は小堀遠州作と言われています。

そして目当ての茶室:「好文亭」は、元々は後桜町上皇の勉強部屋らしかったけど、明治以降は茶室として使われ、またまた火災に遭って、平成7年にやっと再建されたまだ実物は最近の茶室です。

「青蓮会」は、春と秋に特別拝観の際に月釜に参加できます。
オススメは秋ですネ、紅葉&ライトアップもしてるので、これぞ「日本もまだまだ捨てたもんじゃないね~」の一時を味わえること間違いなし!ってことなんで☆

キレイな青蓮院のHPもありますので、行かれる前に一度チェックしときましょぅ♪

  http://www.shorenin.com/

大徳寺・玉林院-玉林会

玉林院は、聚光院と同じく三千家の菩提寺である大徳寺の塔頭で、開祖をお祀りする南明庵をはさんで蓑庵(さあん)三畳中板席 と霞床席(かすみどこせき)という国内でもとても有名な茶室で知られています。

蓑庵は通常一般には使うことが出来ず、昭和12年に現在の月釜場所である 持仏堂付の茶室『洞雲庵』が建立されました。

現在、玉林院本堂が平成の大修理の為、待合場などの場所が変わっています。
新本堂になってから是非とも玉林院のお茶会は参加したいとずっとおもっています。

院内に大徳寺保育園がありいつも子供たちの声が響いているお寺っぽくない院のイメージがします(笑)

釜日:  毎月28日(月によって席主、流派は変わります。8月・12月は休会)
     ※3月、9月は官休庵様(武者小路流)
時間: 午前9時~午後15時 (7月は午前中のみ)
臨時会費: 1000円

大徳寺・聚光院

大徳寺の塔頭で、永禄九年(1566年)、三好義嗣が亡養父・三好長慶の菩提を弔うため、大徳寺百七世笑嶺宗訢(しょうれいそうきん)和尚を請じて建立したお寺です。

聚光院の名前は、三好長慶の法名「聚光院殿前匠作眠室進公大禅定門」に由来してるそうです(長い・・・法名。)
また、笑嶺宗訢和尚に参禅した千利休が檀越となって、【茶道三千家の菩提寺】となっています。

方丈の中には、狩野松栄、永徳父子の筆による桃山時代を代表する障壁画「瀟湘八景図(しょうしょうはっけいず)」「竹虎遊猿図(ちくこゆうえんず)」「花鳥図(かちょうず)」「琴棋書画図(きんきしょがず)」といった国宝指定されているもので溢れています。

茶室は「閑隠席」と「枡床席」の2室があって、2茶室とも重要文化財に指定されているので、写真撮影はお断りされちゃいました。
方丈の庭園は「百積庭」は、国の名勝に指定されています。

百積庭


釜日: 毎月28日(1,4,7,10月に表千家の当番で家元が懸釜されています)
 ※8・12月は休会/その他の月は年によって変わります。
時間: 午前10時半~15時まで (7月は午前中のみ)
臨時会費:1000円

大徳寺・大慈院-青霄会


大慈院庭園

瑞峯院でお世話になった芦屋のHさんが瑞峯会お茶会が終わってから、こちらの大慈院-青霄会にも参加するとのことでご一緒させてもらいました!

正門から入って左手にある茶室で行われます。上写真は茶室より奥の庭園です。前席が終わるのを待っている間にまたまた庭の前でボ~としてました(笑)


大慈院は天正13年大友宗麟の姉見性院等が天叙和尚を開祖とし建立しました。
表千家の惺斎(せいさい)と裏千家の円能斎 (えんのうさい)の監修によって建てられた珍しい茶室、頓庵(とんあん)でお点前お茶会がされます。

釜日: 毎月28日(8月と12月はお休みです。)
時間: 午前9時~午後15時 (7月は午前中のみ)
臨時会費: 1000円

大徳寺-瑞峯院(ずいほういん)の茶会:瑞峯会

瑞峯院は、天文四年(1535年)九州の戦国大名:大友義鎮(おおともよししげ)(宗麟(そうりん))が建立した大徳寺の塔頭です。宗麟は、徹岫宗九を開祖に迎えて、自分の菩提寺として瑞峯院を建立し、自分の法名を以ってと名付けました。
石庭は独坐庭(方丈南庭)、茶庭(中庭)、閑眠庭(方丈北庭)の三面があり、枯山水の名園と言われています。 宗麟は後にキリスト教の洗礼を受けたキリシタン大名としても知られ、瑞峯院には、七個の石で組まれた十字架の石庭(閑眠庭)があります。

灯篭


茶庭にある灯篭の土の下にマリア様の石像が埋めてあるらしいです。この灯篭を背に立って、院の裏側の石庭を眺めると、丁度十字架の並びに見える「十字架の石庭」となります。
十字架の石庭

閑眠庭(方丈北庭)


独坐庭

独坐庭(方丈南庭)。秋にも来る価値あり!


瑞峯院茶室




こちらが瑞峯院のお茶会で使われる茶室です。
こちらのマダム(笑・芦屋のHさん)は、瑞峯会初参加の私を丁寧に連れ添ってくださったので、とても楽しくお茶会を楽しめました!

瑞峯会 【大徳寺 瑞峯院】
釜日: 毎月28日 (8月・12月は休会)
時間: 午前9時~15時 (7月は午前中のみ。参加者の集まり具合によっては8時半くらいから一席目がはじまる場合もあります。)
臨時会費: 1000円

安勝軒


天正十九年(1591年)三月二十八日に、この茶室(安勝軒)にて千利休が自害がされたそうです。その利休の命日に因んで大徳寺では毎月28日に利休忌として多くの寺院でお茶会が催されます。
安勝軒は、大徳寺山内では唯一の逆勝手席(本勝手席とは逆に、亭主の左手に客座がある茶室)

こちらに紹介しています写真も、先日9月28日の瑞峯会利休忌の写真です。

寂光山 常照寺-遺芳庵

 9月になったというものの、京都の残暑はまだまだ続きそうです。
が、京都市内北部のこの鷹ケ峰街道付近は、けっこうな上り坂に沿った土地なので、街中とは数度は低いとても涼しいところです。週末ともなると、その涼しさを求めて多くの観光客が訪れます。
この日は自転車で散策したので、源光庵・光悦寺も行きたかったのですが、【京都 茶室巡り】ということで、「常照寺-遺芳庵」までにしておきました。

常照寺 吉野門
 寂光山は、元和二年(1616年)本阿弥悦の土地寄進を受けて、寛永四年(1627年)その子光瑳の発願によって日蓮宗総本山身延山久遠寺第二十一世寂照院日乾上人を招じて開創された山城六壇林の一偉観「鷹峰壇林」の旧跡です。
 吉野門(左写真)と呼ばれる朱塗りの山門は、寛永三名妓天下随一の太夫と謳われた二代目吉野太夫(灰屋紹益の妻)が寄進したものです。

境内にある本堂(下写真)を中心に開山堂、鬼子母尊神堂(きしもそんじんどう)、常富堂(つねとみどう)、衆玄少堂(しゅうみょうどう)=書院、梅樹庵=庫裡、などがあります。また吉野太夫のお墓や吉野窓を設えた茶席「遺芳庵」、聚楽亭や全国でも唯一の帯塚などもあります。

 毎年四月第三日曜日には吉野太夫を偲ぶため「吉野太夫花供養」が行われて、太夫道中や供茶法要、茶会などが催され全国各地からの参詣者で賑わいます。


常照寺 本堂遺芳庵

高桐院(こうとういん)の松向軒-大徳寺

高桐院
 高桐院は江戸時代初期の武将で茶人として有名な細川忠興(三斎)が、父・幽斎の弟・玉甫紹琮を開祖として建立した大徳寺の塔頭で、細川氏の菩提所です。



三斎は茶人としては利休七哲の1人と言われている名手で、高桐院の書院は利休の邸宅を移築したものと言われています。書院に続く茶室「松向軒」は三斎好みの二帖台目で、三帖の水屋がついていて、壁や天井にも趣向が凝らされていて有名な茶室の一つです。


その名茶席「松向軒」は寛永五年(1628年)三斎公の手で建立されたものです。


清巌和尚によるその由来には常に松声を聞き、且つ趙州無舌の茶味を嗜む因って松向と名づく云々とあって、茶室に珍しい黒壁は瞑想の場の感があり、簡素ななかにも幽玄の雅味をたたえた名席です。



さらに高桐院客殿西北部に八帖円能斎好みの大らかで優美な茶室「鳳来」があります。洗練された豊かな風雅を感じるこの茶席もまた、高桐院の伝統の一面を伝えて爽やかでした。


境内にある三斎の墓標の石灯篭も利休が三斎に贈ったものと伝えられています。書院の庭は江戸時代初期の作庭、本堂の前庭は楓の樹を巧みに配しているのが特色です。


寺宝では中国南宋時代の画家李唐の山水画二幅が特に有名で、現存する墨絵山水画の圧巻と賞賛されています。


境内には三斎とその正室ガラシャ夫人の墓、近世初期の歌舞伎踊りの名手、名古屋山三郎、出雲阿国の花があります。


tokoinomotemon.jpg高桐院 表門




tokoin2.jpg
高桐院本堂内から楓庭を拝む~




tokoin3.jpg楓 庭




tokoinchashitsu.jpg茶室「 松 向 軒 」




tokoinchashitsu2.jpg三帖の水屋の床の隠し物入れ


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