茶道の都~京都茶室巡り~茶の湯の楽しみ
400年以上もの歴史のある千家の茶道を生で体感できる地に生まれ育ってとてもよかったですvv
茶の湯は、おいしいお茶を主がお客様にもてなし、お客は感謝してこのお茶をいただき、主とお客の間に心の通いを深めていく道が礎としてあります。おいしいお茶とは、味覚だけに留まらずに、道具組の趣向、季節や歳時との呼応、主のふるまいの美しさや語りの奥ゆかしさ、お客同士の心遣いといった、一座を成り立たせるまたとないひと時がもたらす味わいと言えるでしょう。
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高桐院は江戸時代初期の武将で茶人として有名な細川忠興(三斎)が、父・幽斎の弟・玉甫紹琮を開祖として建立した大徳寺の塔頭で、細川氏の菩提所です。
三斎は茶人としては利休七哲の1人と言われている名手で、高桐院の書院は利休の邸宅を移築したものと言われています。書院に続く茶室「松向軒」は三斎好みの二帖台目で、三帖の水屋がついていて、壁や天井にも趣向が凝らされていて有名な茶室の一つです。
その名茶席「松向軒」は寛永五年(1628年)三斎公の手で建立されたものです。
清巌和尚によるその由来には常に松声を聞き、且つ趙州無舌の茶味を嗜む因って松向と名づく云々とあって、茶室に珍しい黒壁は瞑想の場の感があり、簡素ななかにも幽玄の雅味をたたえた名席です。
さらに高桐院客殿西北部に八帖円能斎好みの大らかで優美な茶室「鳳来」があります。洗練された豊かな風雅を感じるこの茶席もまた、高桐院の伝統の一面を伝えて爽やかでした。
境内にある三斎の墓標の石灯篭も利休が三斎に贈ったものと伝えられています。書院の庭は江戸時代初期の作庭、本堂の前庭は楓の樹を巧みに配しているのが特色です。
寺宝では中国南宋時代の画家李唐の山水画二幅が特に有名で、現存する墨絵山水画の圧巻と賞賛されています。
境内には三斎とその正室ガラシャ夫人の墓、近世初期の歌舞伎踊りの名手、名古屋山三郎、出雲阿国の花があります。
高桐院 表門
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高桐院本堂内から楓庭を拝む~
楓 庭
茶室「 松 向 軒 」
三帖の水屋の床の隠し物入れ
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青蓮院には、「好文亭」といった茶室があることを聞きつけ、今日は始めて院内へと入ってみました。
知恩院さんの北隣、平安神宮へと続く神宮道通り沿いにあるので、よくよく車で院前は通るのですが、門前にある天然記念物の楠の木がいつもデッカイな~と思いつつ、中へ入ったことは今までありませんでしたので、今日は楽しみでした♪
青蓮院は、天台宗に属していて、三門跡の一つで、栗田御所とも呼ばれています。比叡山東塔南谷に伝教大師最澄が僧侶の住居として建てた青蓮坊が起こりで、その十二代行玄(天台座主)が鳥羽法皇の御帰依を得て、その皇子覚快法親王を託されて、京都の里坊を拡充して以来、門跡の称号を起り、親王は第二門主となりました。
皇族・摂関家の子弟が入室される例となって、天台宗で最高の寺格をもつ寺となったのです。
ここの地は、鎌倉時代に青蓮院に合併された十楽院門跡の里坊にあたり、青蓮院は三条白川坊・吉水坊などが老朽化した後は、この坊を維持して今日に至っています。
建物は応仁の乱で焼失してしまいましたが、江戸時代に再建されて、天明の京都大火のときに後桜町上皇の仮御所となったのです。
門主は代々名僧に任せられ、十七世入道尊円親王は能書をもって知られ、青蓮院流を開きました。
現在の青蓮院の建物は、命寺26年火災後の再建のものが多いのですが、江戸時代門跡寺院の格式をみごとに再現できています。
宸殿(しんでん)・小御所(こごしょ)は、狩野派の壮大優美な襖絵で飾られています。
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宸殿前には、三十三間堂でも見られる右近の橘、左近の桜もあります。
華頂院には、最初百人一首の大札絵がたくさん掛かってる!と思っていたら、三十六歌仙額絵とのことでした。。
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この華頂院の縁側(?)でお抹茶が出てくるのを待ちながら眺める相阿弥作の庭園は時間の流れがホントにゆっくりにしてくれますヨ☆
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この世阿弥の庭園は、栗田山の山すそを見事に利用して、竜心池を中心とした美しい庭で、主庭の霧島の庭は小堀遠州作と言われています。
そして目当ての茶室:「好文亭」は、元々は後桜町上皇の勉強部屋らしかったけど、明治以降は茶室として使われ、またまた火災に遭って、平成7年にやっと再建されたまだ実物は最近の茶室です。
「青蓮会」は、春と秋に特別拝観の際に月釜に参加できます。
オススメは秋ですネ、紅葉&ライトアップもしてるので、これぞ「日本もまだまだ捨てたもんじゃないね~」の一時を味わえること間違いなし!ってことなんで☆
キレイな青蓮院のHPもありますので、行かれる前に一度チェックしときましょぅ♪
http://www.shorenin.com/
赤穂浪士密会の場ともなった含翠軒(がんすいかい)は、丸畳二畳、台目畳二畳に中板が入るというとってもめずらしい席として見に来られる方が多いようです。
含翠軒の周りには、心字池を中心とした茶庭がみごとに広がっています。
現在、月釜本席は客殿8畳袋床の席に移され、百人一首の色紙が散らされた広間のふすまが風雅な雰囲気をかもし出している。
赤穂浪士の討ち入りにちなんで毎月14日に釜がかけられています。
暖かい季節になったら是非とも訪れたい茶室の一つなんですが。。。
また秋の季節も観光客が紅葉を見るためにたくさん訪れます。
今年の秋にはすばらしい泉涌寺紅葉をお届けします!
場所: 京都市東山区泉涌寺山内町33 泉涌寺(せんにゅうじ)来迎院
アクセス: 市バス泉涌寺道下車徒歩15分
毎月: 毎月14日 (1月は第3日曜日)
臨時会費: 1000円(5月は2席分で2000円、12月は蕎麦付で1500円)
萬福寺は中国様式を取り入れた伽藍配置で創建当初そのままを今に伝えています。
また、煎茶の本山でもあるので煎茶道も盛んです。
萬福寺では毎年5月には会員の先生方各流派18名が集って、合同茶会が開かれます。
薄茶または濃茶・煎茶の釜がかけられ、年によっては点心席が設けられる事もあります。
黄檗山は普茶料理でも知られていますので、お茶席とともに一度は賞味されることをお勧めいたします。
茶道は茶道でも、「煎茶道」といった別世界を垣間見たい方にオススメの点前を経験できるのです♪
場所: 京都府宇治市五ヶ庄三番割34-7萬福寺内 「萬寿院」
アクセス: JR奈良線「黄檗駅」下車、京阪宇治線「黄檗駅」下車徒歩10分
釜日: 毎月第1日曜日(1・8月は休会)
臨時参加費: 800円
玉林院は、聚光院と同じく三千家の菩提寺である大徳寺の塔頭で、開祖をお祀りする南明庵をはさんで蓑庵(さあん)三畳中板席 と霞床席(かすみどこせき)という国内でもとても有名な茶室で知られています。
蓑庵は通常一般には使うことが出来ず、昭和12年に現在の月釜場所である 持仏堂付の茶室『洞雲庵』が建立されました。
現在、玉林院本堂が平成の大修理の為、待合場などの場所が変わっています。
新本堂になってから是非とも玉林院のお茶会は参加したいとずっとおもっています。
院内に大徳寺保育園がありいつも子供たちの声が響いているお寺っぽくない院のイメージがします(笑)
釜日: 毎月28日(月によって席主、流派は変わります。8月・12月は休会)
※3月、9月は官休庵様(武者小路流)
時間: 午前9時~午後15時 (7月は午前中のみ)
臨時会費: 1000円
大徳寺の塔頭で、永禄九年(1566年)、三好義嗣が亡養父・三好長慶の菩提を弔うため、大徳寺百七世笑嶺宗訢(しょうれいそうきん)和尚を請じて建立したお寺です。
聚光院の名前は、三好長慶の法名「聚光院殿前匠作眠室進公大禅定門」に由来してるそうです(長い・・・法名。)
また、笑嶺宗訢和尚に参禅した千利休が檀越となって、【茶道三千家の菩提寺】となっています。
方丈の中には、狩野松栄、永徳父子の筆による桃山時代を代表する障壁画「瀟湘八景図(しょうしょうはっけいず)」「竹虎遊猿図(ちくこゆうえんず)」「花鳥図(かちょうず)」「琴棋書画図(きんきしょがず)」といった国宝指定されているもので溢れています。
茶室は「閑隠席」と「枡床席」の2室があって、2茶室とも重要文化財に指定されているので、写真撮影はお断りされちゃいました。
方丈の庭園は「百積庭」は、国の名勝に指定されています。
釜日: 毎月28日(1,4,7,10月に表千家の当番で家元が懸釜されています)
※8・12月は休会/その他の月は年によって変わります。
時間: 午前10時半~15時まで (7月は午前中のみ)
臨時会費:1000円